2014/10/05

世界(アフリカ)では、スマホの現状はどうなのか?。(100ドルスマホの変える世界)

スマホ本体の急激な進歩は落ち着いて来たと思われる今年だった。(まだ早いけど)

オヤジは、来年からはまだスマホを手にしていないアジアやアフリカの数十億人
にスマホが普及する時代への突入だと思っています。
それが
Googleが発売するAndroid One(OS=Android L)から始まると思っています。


現状のアフリカのスマホはどうなの?。
1、Fusion Ignite2。1.2GHzのクアッドコアCPUを搭載し、通信方式は3GとGSM対応。SIMスロットは2枚のデュアルSIMタイプ。OSはAndroid 4.2、カメラは8メガ+2メガピクセル。ディスプレーは4.7インチ1280×720ドットで、本体サイズは138×71×9.6ミリ。価格は約200ドル。
2、5インチモデルのFusion Ignite。基本スペックはほぼ同等でディスプレーを大型化しています。価格は約300ドル。
3、3.5インチ480×320ドットディスプレー搭載のVivaは100ドルという低価格が魅力。WHOの調査によるとガーナの平均所得は年1810ドルとのことで、月にして約150ドル。Vivaを買ってもその月の収入があと50ドル余る計算なので、1ヵ月生活を無理すればなんとか買えそうな値段なわけです。
4、フラッシュライトアプリが必ず入っていました。カメラのフラッシュを懐中電灯にするアプリですね。これも都市部ですら夜になると暗くなるエリアがあったり、農村へ行けば街頭すらないことが当たり前だからでしょう。ガーナへ行く予定があったら自分のスマートフォンにも懐中電灯アプリを入れておくことは必須ですよ。
5、いずれの製品もデュアルSIM仕様で2回線同時待ち受けが可能。中国やインドでは安いSIMを入れて使うなどの理由でデュアルSIM需要が高いのですが、ガーナの場合は状況はちょっと異なります。ガーナでデュアルSIMが人気なのは携帯ネットワークが不安定になることが多いから。異なる2キャリアのSIMを入れておけば、1社がダメでももう1社で電話ができるというわけです。

100ドルスマホが主流となると月収割合から考えると日本の初任給でiPhoneを買う。の
と同じくらいです。
ちょっと無理したら手に入る範囲です。
そして、それは格段に生活が変化します。本、ビデオ、カメラ、懐中電灯、地図、etc
多くのまだ持っていない物が同時に手に入る世帯もあると思います。
情報(天気予報、家畜や作物の商品市場価格、新しい農具、クレジットetc)が
格段に入って来る世界が広がります。

そして、日本でもデュアルSIM2回線仕様のスマホは広がるかも知れません。
格安データーSIMと音声(大手通信)SIMという2回線SIMです。
(それには、機能的に切り替えが簡単になる必要があるけどね。)

参照
スゴイぞアフリカ製100ドルAndroidスマホ! PCはOSコストが課題